InnoLaboNIIGATA -Side S- 【日本精機株式会社】
共創テーマ
モビリティ分野以外でのヘッドアップディスプレイ技術※の活用
当社のヘッドアップディスプレイへの取り組みは 1990 年代前半より始まり、これまでに世界各地の自動車メーカーに採用され、世界シェア No.1 を維持しています。
これは、高い環境性能や品質・精度が求められるモビリティ分野において、当社が培ってきた設計、製造技術の成果であると自負しています。
この培ってきた「みえないものを、わかりやすく みえるようにする」技術を、モビリティ以外の分野でも活用し、新たな価値と感動を創出し社会に提供したいと考えています。
ヘッドアップディスプレイの特徴は、速度表示、ナビ表示及びオーディオ表示等を拡大鏡を使って拡大し、ガラス面の遠方に投影することで、まるで空中に映像が浮かんでいるように見える点です。
このため、運転風景に車両情報や映像を違和感なく重ね合わせて表現できるため、運転中の視線移動を減らす事ができ、眼球疲労の軽減や交通事故の低減に寄与しています。
※「ヘッドアップディスプレイ」とは、主に自動車に搭載されている仕組みで、ドライバーが前方視線のまま、フロントウィンドウに映し出された遠方虚像(車速やナビゲーション表示などのさまざまな情報)を、より早くより確実に確認できるシステムです。安全運転をサポートするシステムとして、特に欧米において急速に普及しています。
※イメージ画像です。実際の表示とは異なります。
募集企業要件
ヘッドアップディスプレイの特徴を活かし、モビリティ分野以外での以下活用アイディアを検討・提案頂ける企業様
・着座状態等の特定視認環境(現在は、車の運転席から遠方の表示を見る環境)におけるアプリケーション
例) スポーツスタジアム、ミュージアム、観光エリア、医療用診台、手続き窓口、理容室/美容室(座席)
・上記、付加価値表示コンテンツ
付加価値 : ストレス軽減(より楽)、不安の軽減(より安心)、情報付与(よりわかる)
・上記、ヘッドアップディスプレイの付加価値を用いたサービス
補足情報
<HUDの基本原理>
※イメージ図
HUDの基本原理は、表示器で作られる情報を液晶パネルなどに表示し、それをミラーに反射させて虚像としてフロントウィンドウに映し出すというものです。
HUDの内部は表示器や光源、光を折り曲げる反射鏡、表示を拡大する凹面鏡などで構成されています。
【補足資料】InnoLaboNIIGATA -Side S-(日本精機)