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InnoLaboNIIGATA MAGAZINE

【事例紹介】スローショッピングの店舗実験(ウオロク・通院サービス)

支援実績

【事例紹介】スローショッピングの店舗実験(ウオロク・通院サービス)

InnoLaboNIIGATAを通じた共創事例をお知らせします

~高齢者のスローショッピング実装に向けた実証実験~

通院サービス株式会社と株式会社ウオロクは、買い物に一人で行くことが難しい方々の課題解決を目的に、スローショッピングの実証実験を共同で実施しました。


■ 提案の背景

通院サービス株式会社は、2025年4月に開催されたInnoLaboNIIGATA定例会にて登壇。
「買い物に一人で出かけることが困難な高齢者」を対象に、送迎サービスとスーパーマーケットにおけるスローショッピングの導入を提案しました。

スローショッピングとは、

利用者が急がずゆっくりと商品を見て回り、店員や周囲の人との会話を楽しみながら、自分のペースで買い物を楽しむスタイルで、心身の負担を減らしながら社会とのつながりを感じられる買い物スタイル
です。

■ 実証実験の概要

提案を受けて、スーパーマーケットを展開する株式会社ウオロクとの協議を重ね、2025年8月6日、ウオロク関屋店にてスローショッピングの実証実験を実施しました。

実施内容:

  • 通院サービスが高齢者の自宅から店舗までの送迎を担当

  • 買い物中はボランティアが寄り添い、必要に応じてサポート

  • 店舗では、専用レジレーンを設け、支払いに焦らず対応できる環境を整備


■ 当日の様子

当日は、ボランティア団体「はまなす」(4名)、新潟市中央区社会福祉協議会(1名)、新潟市中央区関屋・白新圏域支え合いのしくみづくり推進員(1名)、新潟青陵大学(教員1名、学生2名)、新潟薬科大学(教員2名)の皆さまにご参加いただきました。

利用者の声は「なかなか一人で買い物に出掛けるのが大変だったけど、楽だった」「人と話せて楽しかった」と笑顔を見せており、買い物の時間が社会とのつながりや、心の充足感につながることが改めて確認されました。


【運営事務局より】

この実証実験は、地域の企業同士がつながり、地域課題の解決へ向けた共創の好例となりました。今後もInnoLaboNIIGATAでは、こうした取り組みをはじめ、後押ししていきます。