InnoLaboNIIGATA 10月定例会を開催しました

Innovation Labo NIIGATA produced by KDDI(略称:InnoLaboNIIGATA)は、新しい技術やビジネスアイディアを持つスタートアップと、地域を支えてきた中核企業との事業共創を通じて、新潟からイノベーションを生み出すことを目的としたプログラムです。
2025年10月、InnoLaboNIIGATA 10月定例会を南魚沼市で開催しました。
会場は、JR六日町駅内の「MUSUBI-BA」で行いました。
県内の地域パートナー企業をはじめ、魚沼地域の起業家、自治体関係者の方々よりご参加いただきました。
南魚沼という“地域資源の宝庫”を舞台に、事業を展開するスタートアップ・起業家の方々とイノラボ地域パートナー企業が、これからの共創の形を探る機会となりました。
今回登壇した企業は次の4社です。各社より、事業について紹介いただきました。
(社名より各社、情報ページへアクセスできます)
◆アイスライス株式会社(準備中)
:世界の冷蔵庫を新潟からー雪室×フードテックの挑戦
◆株式会社WACWAC
:空き家を再生し、物件の運用を教える民泊スクール
◆KeyFPA JAPAN 株式会社
:「事業計画クラウド」予測を視覚化、予測型経営を可能にする
◆株式会社さかなとねこ(起業予定)
:ドローンでワクワクするような農業を!日本一のコシヒカリの地、魚沼での挑戦。
南魚沼市による起業支援の紹介
開催にあたり、南魚沼市から地域の起業支援の取り組みについてご紹介いただきました。
地域全体でチャレンジを後押しする仕組みとして、交流と協働の場の提供(MUSUBI-BA)の運営や、 ステップに応じた起業家育成支援 「起業文化の醸成」から「拡大成長・販路拡大」に至る4つのステップに基づき、起業家育成の取り組みをお話しいただきました。参加者にとっても新たな気づきの時間となりました。
特別企画:ワークショップで共創を体感
今回の定例会では、特別企画として参加者同士が共創を体験できるワークショップを実施しました。
登壇したスタートアップ企業に加え、過去に登壇した南魚沼発の企業「Forest Folks」「ミライス」も参加し、それぞれの事業テーマに沿ったグループに分かれてディスカッションを行いました。
各グループでは、スタートアップの事業内容や課題を深掘りする質問を交えながら、地域企業が自社の強みをどう活かして関わっていけるか、具体的なアイデアを出し合いました。
通常の定例会ではネットワーキング中心で、名刺交換や個別質問が中心となりますが、今回は“ワークショップ形式”による双方向の対話を通じて、より深い相互理解と新しい共創の可能性を感じる回となりました。
次回予告
次回の定例会は11月6日、新潟市内で開催予定です。
スタートアップと地域企業が互いに学び合いながら、新たな共創を形にしていきます。
InnoLaboNIIGATAでは、県内企業と一緒に新しい価値を創りたいスタートアップ企業を募集しています。
登壇を希望される方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。